【ダイエット】現役医師による医学と経験に基づいたダイエット法 前編

【ダイエット】現役医師による医学と経験に基づいたダイエット法 前編

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Yuu
2021-02-07
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初めまして!現役医師のYuuと申します。

あるデータによると日本人でダイエットをしている、またはダイエットをしたことがあるという人の割合は60%以上。その方法の情報源はテレビやSNS、友人からの情報が大半だそうです。

しかし、テレビやSNSでよく紹介されている「〜〜〜ダイエット」というのは医学的に健康被害の可能性が否定できないものや、実際にダイエット効果が出にくいものが紹介されていることも多々あるのが現状です。

そこで今回は現役医師として活動している私の視点から、ダイエットの知識や考え方、カロリーに関する知識、長期的にリバウンドしにくい体の作り方などを紹介していきます。

ダイエットをしないという方でも、人体の仕組みや代謝、食事や運動の知識など、これからの人生で確実に役に立つ知識を得られると思います。

目次
①日本人は痩せすぎている
②ダイエットを成功させるための大原則
③同じカロリーでもその中身が大事
④有酸素運動か無酸素運動か
⑤ダイエット開始直後と2週間後の体重の減り方が違う理由と対応策
⑥ダイエット習慣化のコツ
⑦ダイエット器具やサプリメントとの正しい付き合い方
⑧まとめ

①日本時は痩せすぎている

ダイエットの話をする前に日本人のボディイメージについて少しお話しさせてください。特に女性なのですが、日本人は非常に痩せている人が多いです。

この痩せ、という定義としてはBMIという身長と体重から算出される肥満度指数があるのですが、その中でもBMI 18.5を切ると痩せと判定されます。

特に若年女性だとこの痩せと言われる人たちの割合が増えます。これは健康被害が起きる可能性がある体重ですので、スタイルはよく見えますが、理想的な体重では無いのです。

日本、そして世界で最も病気になりにくいと言われている体重はBMIが22程度とされています。正直このデータの正確性も諸説ありますが、そうでないとされるデータではBMIが23~24.9とされているなど、少なくともBMIは22以上ある方が病気にかかりやすくなる可能性としては低くなりそうです。

日本のモデルの方々や、現在であればインスタグラマーなどSNSでインフルエンサーとされる人たちの中でも見た目の良さも含めて有名になるような方々はそれこそBMI 18切るようなスタイルをされている方が多く、体重は軽い方が正義、スタイルがいいのが当たり前、というようなイメージがついてしまっているのが現在の若者の現状で、そのために拒食症で悩む方も数十年前と比べて増えています。

体重、そしてダイエットに関して正しい知識を身につけて、健康に痩せる

これはそのための記事です。

本記事では目次の①②を紹介しています。③以降に関しては後日続編として公開します。

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